【注目株】OMC、三菱商、TDK、ペンタックス、エルピダ(2)

11日の材料銘柄は以下の通り。

オーエムシーカード(8258):11日付の日本経済新聞朝刊の報道によると、 ダイエー(8263)が傘下のOMCの株式31.8%を6月にも売却することが明ら かになった。売却額は700億-800億円の見込みで、これによりダイエーは資産 売却と有利子負債圧縮を完了する。今月中旬の第1次入札には三井住友フィナン シャルグループ、クレディセゾンなどが名乗りを上げる見通し、という。

三菱商事(8058):11日付の日経新聞は、三菱商が豪州の全額出資子会社、 三菱デベロップメントを通じ、カナダでウラン権益を取得したと伝えた。米国や 中国などで原子力発電の新規導入が進み、燃料のウランの需要が一層高まると判 断した。2016年にも生産を開始するという。

TDK(6762):07年3月期の連結純利益は前の期に比べ45%増の640億 円前後になったようだ、と11日付の日経新聞が報じた。デジタル家電や携帯電 話向けに電子部品の販売が伸びたうえ、欧米での金利上昇による受取利息も増加。 従来予想を約10億円上回り、1997年3月期(603億円)以来10期ぶりに過去最 高を更新したもよう。

ペンタックス(7750):臨時取締役会を10日に開催し、10月1日に予定し ていた光学ガラス大手HOYAとの経営統合について、合併断念を決議。同取締 役会はまた、10日付で浦野文男代表取締役社長執行役員が代表権のない取締役 に退き、綿貫宜司取締役兼上級執行役員が後任社長に就くことも決めた。

全日本空輸(9202):国内グループ会社の乗員4労組は11日、ストライキ に突入した。4労組の所属企業は一部で全日空路線の共同運航にもかかわってい るため、一部の国内線の運航で支障が生じている。

タカラトミー(7867):着せ替え人形「リカちゃん」の新販売戦略を発表。 誕生40年目を迎えて世界展開を念頭に新シリーズを発売、今期100万体、売上 高23億円を目指す。人形単体の展開にとどまらず、文具など周辺事業と連携さ せ、幅広い層にアピールする。

エルピーダメモリ(6665):2007年3月期の連結業績について、売上高が 前期比2倍の4900億円になったもようだ。昨年末まで市況の好調が続いた中で、 主力のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)製品の 販売が携帯電話やゲーム機向けなどに伸びたことなどが寄与した。

日本ユニシス(8056):ネットマークスに株式公開買い付け(TOB)を仕 掛けている日本ユニシスは、TOB期間を延長する。ネトマクスの業績下方修正 を受けて届出書訂正が必要になったことに伴う措置。ネトマクス株主への周知の 意味も含めて5月末まで期間を延ばす。

三菱重工業(7011):風力発電設備の生産能力を08年度までに3倍の120 万キロワットへ増強する。設備投資額は40億円。風力発電の世界シェアについ ては現行の2%から、13年に10%を目指す。

セイコー(8050):07年3月期の連結純利益は前期並みの92億円の見通し になった。従来予想は140億円と見込んでいたが、市況低迷で保有している上場 有価証券の売却を見送ったため。

北海道電力(9509):伊達火力発電所(北海道伊達市、出力70万キロワッ ト)へ燃料を供給するパイプラインに設置された油漏れ検知装置を不正に改造、 運用していたことが判明した。発電所とパイプラインは現在、運転を停止してい るという。

新日本石油(5001):コスモ石油と燃料電池の販売や開発で業務提携する。 機器の共有化などでコスト削減を図り、普及の足かせとなっていた価格水準を引 き下げることで、市場開拓を目指す。

高島屋(8233):07年2月期連結決算によると、純利益は前期比20%増の 253億円。従来予想を約3億円下回ったが、16年ぶりに過去最高を更新した。期 末配当を06年2月期実績より50銭増配し、5円(計画比50銭増)とし、年間 配当は9円50銭とする。今期の連結純利益は、前期に計上した不動産関連の特 別利益がなくなるため、21%減となる見込み。

クラリオン(6796):07年3月期の連結純損益が9億円の赤字に転落する 見通しになった。従来は13億円の黒字を予想していたが、国内車両販売台数減 少による自動車機器の国内OEM(相手先ブランドによる生産)市場での販売低 迷などが響いた。

エービーシー・マート(2670):07年2月期の営業利益は13%増の163億円。 積極的に新規出店を進めたことで、売上を伸ばした。品目別では主軸のスポーツ が伸びたほか、レディース、キッズ向けも好調だった。ただ、純利益は前期に計 上した通貨オプション取引解除益がなくなったほか、固定資産売却損や減損損失 の計上が響き、5.6%減の100億円にとどまった。

三井住友フィナンシャルグループ(8316):三井住友銀行は10日、2001年 3月以前に旧さくら銀行が融資した貸出金の一部で事務処理の誤りによって正し い貸出金利が反映されていない取引先が最低でも1460あったと発表した。金利 を過大に請求・徴収した総額は15億2300万円(1366)、逆に過小に請求した総 額は2600万円(94)だった。

松下電器産業(6752):同社の薄型テレビ「ビエラ」の最先端商品となる プラズマテレビ4機種を、27日以降、順次発売する。フルハイビジョン画質の プラズマとしては「世界最小」であり、最も売れ筋のサイズでもある42型を実 現し、大型・高精細化を進める液晶テレビに対抗する。

レナウン(3606):07年2月期の業績予想を修正。純損失は従来予想の24億 円から29億円と5億円赤字幅が拡大する。固定資産売却損や事務所閉鎖損など 特別損失の計上が響く。暖冬の影響で売上高は1762億円と従来予想を38億円下 回る。ただ、販売管理費の削減や、仕入コスト低減による売上利益率の改善など により経常利益は16億円と、従来予想を9億円上回った。

ユニー(8270):07年2月期の連結純利益は前期比42%減の93億円。減損処 理111億円を特別損失に計上することが響く。一方、売上高は同2.2%高の1兆 2289億円、営業利益は同8.2%増の471億円となった。

九州電力(9508):眞部利應取締役(61)が次期社長に昇格する人事を内定 した。松尾新吾社長(68)は会長に就く。6月の定時株主総会後の取締役会で正 式に決定する予定。

新日本製鉄(5401):建設資材であるH形鋼の4月契約価格(出荷は5月) を前月比で据え置く。07年3月末時点の主要流通業者(ときわ会)のH形鋼全 国在庫は、前月末比2.4%増の27万6500トン。年度末を迎えて鉄鋼メーカーが 出荷を増やしたうえに、需要が低調だったことが影響した。

キャンドゥ(2698):3月の既存店売上高は前年同月比1.9%減。ただ、2月 は同3.3%減と比べ下落幅は縮小した。既存店売上高の動向はアイテム増など諸 施策の効果が僅かずつだが、表れているという。

ASTI(6899):07年3月期末の配当を1円増やし、1株当たり7円にす ることを決めた。年間では13円に。前の期は記念配1円を含め年13円だった。

ダイセキ(9793):07年2月期の連結純利益は前期比37%増の32億2000万 円。売上高が8期、経常利益・純利益は5期連続で過去最高を更新した。関東地 区での処理能力拡大を目的に関東事務所第3工場が完成し、順調に稼働を開始。 さらに、土壌汚染の調査・分析、処理を手掛ける子会社も土壌汚染に対する関心 の高まりを背景に営業活動を活発化させたことが寄与した。

ディー・エヌ・エー(2432):07年3月期の業績予想を上方修正。携帯電話向 けサービスが伸びたことが要因。純利益は前期比68%増の25億円と、従来予想 と比べ4億円の増額修正となった。

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