ミシュキンFRB理事:米インフレ期待は「十分に安定している」

連邦準備制度理事会(FRB)のミシュ キン理事は10日、バージニア州で講演し、インフレ期待は「十分に安定して いる」との見解を示した。

ミシュキン理事は連邦公開市場委員会(FOMC)よるインフレ期待の押 し下げは「非常に良く成功している」と語り、「インフレ率の変動が比較的狭 いレンジにとどまっているだけでなく、インフレ期待も十分に安定している」 と述べた。

同理事は、「インフレ率があまりにも早急に物価安定水準まで低下すると、 景気を余計に悪化させる可能性がある」と述べ、「物価安定性を取り戻すのは 引き続き非常に重要だが、FOMCは経済に打撃を与えないやり方で進める必 要がある」と語った。

金融当局者が注目するインフレ指数の個人消費支出(PCE)コア価格指 数は、当局者が適正と述べていた水準(1-2%上昇)を過去2年以上にわた って上回っている。2月のPCEコア価格指数は前年比で2.4%上昇した。

ミシュキン理事は米経済の見通しについては言及しなかった。

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