イラン大統領:ウラン濃縮、「産業レベル」で開始-ナタンツ核施設

イランのアハマディネジャド大統領は 9日、同国中部ナタンツの核関連施設での式典で、同国のウラン濃縮活動 が産業レベルに達したと述べ、国連への反発姿勢を強めた。そのため、イ ランをめぐる情勢が一段と緊迫するリスクが高まった。

同大統領は「イランは遠心分離機により産業レベルでのウラン抽出に 成功した」と宣言。核開発は「明白な権利」であることをあらためて主張 し、「少数の大国がほかの国々に独自の意向を押し付けている」と述べた。

アハマディネジャド大統領は核開発能力をどの程度高めたか具体的に は言及しなかったが、国際原子力機関(IAEA)は2月22日、イラン が5月までにナタンツの施設に3000基の遠心分離機設置を計画している との調査リポートをまとめていた。

国連安全保障理事会は3月24日、イランが60日以内にウラン濃縮 を停止しなければ同国に追加制裁を実施する決議案を全会一致で採択して いる。

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