上海銅:供給懸念で5日続伸-亜鉛は値幅制限いっぱいの4%上昇

5日の上海銅先物相場は5営業日続伸し、 4カ月ぶりの高値を維持している。銅供給が中国などの需要に追いつかない可 能性が示唆されたことが要因。中国は世界最大の銅消費国。亜鉛相場も値幅制 限いっぱいの4%上昇している。

ロンドン、ニューヨーク、上海の指定倉庫の銅在庫は、15日に28万 4808 トンまで増加して以降、4.3%減少している。株式公開している銅産会社で世 界最大の米フリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドのリチャ ード・アドカーソン最高経営責任者(CEO)は4日、新規の鉱山の生産で銅 供給の不足を補える可能性は低いとの見方を示した。

五砿実達期貨のアナリスト、程雄飛氏は5日のインタビューで「銅の市場 心理は非常に良好だ」と指摘。投資家は買いポジションを増やし、売りポジシ ョンを整理しているとの見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場6月限は、前日比最大800元(1.2%)高の 1トン当たり6万6550元と、昨年11月28日以来の高値となった。上海時間 午前10時46分現在、6万6380元で取引されている。

また、亜鉛先物相場6月限は続伸している。上海時間10時47分現在、値 幅制限いっぱいの4%上昇し、1トン当たり3万245元。ロンドン金属取引所 (LME)の亜鉛先物相場(3カ月物)は4日、7.4%急騰し、1トン当たり 3500ドルとなった。5日は0.9%安の3470ドルで取引されている。

LMEの銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午前10時47分現在、前日 比0.8%安の 1トン当たり7360ドル。4日は2.6%高だった。

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