豪中銀:政策金利6.25%で据え置き、5月利上げ濃厚-豪ドル下落

オーストラリア準備銀行(RBA)は3日 に開いた政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートを 現行の6.25%に据え置いたことが、4日分かった。中銀は、下旬に発表される 1-3月(第1四半期)のインフレ指標を見極めることを選択した。エコノミ ストや市場参加者の間では、5月利上げ予想が優勢となっている。

RBAのグレン・スティーブンス総裁は、4回会合連続で据え置きを決め た。RBAは2006年11月に0.25ポイントの利上げを実施している。ブルーム バーグ・ニュースのエコノミスト調査では、25人中13人が据え置きを予想して いた。

エコノミストとトレーダーの大半は、5月の利上げを予想している。RB Aのマルコム・エデイ総裁補佐は3月に、今年の「インフレ率は低過ぎる可能 性よりも高過ぎる可能性が高い」と発言していた。

オースビル・デクシアのチーフエコノミスト、ジョン・ホナン氏は中銀の 決定が明らかになる前に「RBAは追加利上げをする必要があるが、もう少し 材料が必要だ」として、「4月下旬に発表される消費者物価指数(CPI)を 見極めることを望むだろう」と話していた。

金利据え置きを受けて豪ドルは下落。シドニー時間午前9時34分(日本時 間同8時34分)現在は1豪ドル=0.8073米ドルと、発表前の0.8118米ドルか ら下落。

ブルームバーグ調査では、エコノミスト25人中15人が5月の次回会合時 には政策金利は6.5%に引き上げが決定されると予想している。発表は5月2日。

RBAは金利据え置き時には声明を発表しない。06年には5、8、11月に 利上げをしたが、インフレ抑制にはつながっていない。06年10-12月(第4四 半期)のCPIは前年同期比3.3%上昇と、RBAが目標とする2-3%のレン ジを3四半期連続で超えた。

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