インド:近隣諸国向けに年内に関税撤廃、ビザ規則緩和へ-シン首相

インドのシン首相は3日、南アジア地域の貿 易自由化加速に向けて、近隣途上諸国のインド市場へのアクセス拡大を認めてい く方針を表明した。

シン首相は同日ニューデリーで始まった南アジア地域協力連合(SAAR C)首脳会議で「年内に後発開発途上国(LDC)向けに免税でのアクセスを認 める」と述べた。SAARCにはインド、パキスタン、ネパール、バングラデシ ュ、ブータン、スリランカ、アフガニスタン、モルディブが加盟。今回の首脳会 議には日本、中国、韓国、米国、欧州連合(EU)がオブザーバーとして初参加 した。

9320億ドル(約111兆円)規模の南アジア経済の約4分の3を占めるイン ドは、域内結束を強めることによってモノの流れを加速させ、世界の貧困層の半 分が住むといわれる南アジア地域の経済成長を後押ししたい考え。南アジアには 世界の人口の22%が住み、世界全体の生産高に占める割合は2%。

シン首相は、インドが南アジア域内での人の往来や専門家の交流の後押しに 努めるとし、教員、医師、学生、ジャーナリストに対してはビザ(査証)発給規 制適用を相互に控える考えを示した。

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