【注目株】イオン、吉野家、荏原、三菱商、マツダ、日航、新生銀

4日の材料銘柄は以下の通り。

イオン(8267):独自の電子マネー「WAON(ワオン)」を4月下旬に 発行し、イオングループ各店舗での利用を順次開始する。決済方法の選択肢を 広げて顧客の利便性向上を図る。さらなる普及を目指してグループ以外の店舗 でも利用できるよう数10社と交渉を進めている。

吉野家ディー・アンド・シー(9861):4日付の日本経済新聞朝刊は、吉 野家の08年2月期の連結営業利益が85億円前後と前期推定の約2倍に増える 見通し、と報じた。米国産牛肉の調達量拡大で牛丼の販売時間を延長したこと が寄与するほか、これまで抑えていた新規出店を大幅に増やすことも収益を押 し上げるという。年間配当は前期予定に比べ400円増の2000円前後にする公 算が大きいと伝えている。

大丸(8234):07年2月期の連結業績は、経常利益が前の期に比べ10% 増の333億円程度となり、6期連続で過去最高益を更新したもようだと、4日 付の日本経済新聞朝刊が報じた。販管費圧縮など経営の効率化を進めたことで、 営業利益率がさらに改善したという。

伊藤忠商事(8001):アフリカ南西部のナミビアでの液化天然ガス(LN G)開発事業に参加する、と4日付の日本経済新聞朝刊が報じた。年間500万 トン規模と日本の輸入量の1割弱の生産を見込む大型事業で、伊藤忠は20%分 の権益を取得するという。2012年ごろに生産を開始し、同社は権益分を日本を 中心とした極東地域で販売する計画。ナミビアでは初の天然ガス商業プロジェ クトで、総事業費は60億ドル(約7000億円)。

荏原製作所(6361):元役員による最大3億円の会社資金の不正支出が発 覚。内部情報提供を受けて社内調査を進めた結果、3年前に退任した元代表取 締役が取引先に約束していた支出を部下が実行していた。独禁法違反による会 社への有罪判決などの一連の不祥事も踏まえ、島川文雄社長が引責辞任した。

マツダ(7261):今年度から10年度までの中期経営計画の設備投資や研 究開発(R&D)費の資金調達について、自己資金を基本としながらも新株発 行も選択肢の1つとして検討する方針だ。井巻久一社長が3日、都内でブルー ムバーグ・ニュースなどの取材に応じ、明らかにした。

日本航空(9205):日本航空の羽田発福岡行きのジェット旅客機JAL3 29便が3日午後、飛行中にエンジントラブルを起こし、福岡空港に緊急着陸 した。乗客・乗員は全員無事で、機体の損傷もなかった。日航広報部の石綿由 美氏によると、トラブルが起きたのは午後3時羽田空港発、同4時45分福岡 着予定のボーイング777-200型機で、乗客・乗員259人が搭乗。財務省 の井藤英樹広報室長によると、尾身幸次財務相も搭乗していた。

新生銀行(8303):07年3月期の連結純損益を580億円の赤字に下方修正 する。同行としては04年の上場以来初の赤字決算となる。従来予想は400億 円の黒字だった。子会社アプラスに関するのれん代と無形資産の減損処理など を実施し、1010億円もの減損額を計上することが響く。

良品計画(7453):07年2月期の連結決算によると、純利益は前期比0.3% 減の93億円だった。国内外での積極的な出店や直営既存店売上高が前年を若 干ながら上回ったことなどで増収、営業・経常とも増益となった。ただ、減損 損失の計上や固定資産除却損の拡大で特別損失が増大したことが響いた。

三菱商事(8058):静岡県地盤の食肉加工メーカー、米久の株式を買い増 すことを決めた。キリンビールから米久株を取得。持ち分法適用会社として関 係強化を図り、米久の企業価値向上を目指す。この株式取得は2007年度の業 績見通しに織り込む予定。

三井物産(8031):食品・種類卸国内最大手の国分と資本提携で合意。食 品事業のてこ入れが急務となっている三井物産は、06年4月に国分と業務提携 を発表しており、関係強化をさらに発展させる。北海道で展開する三井物産の 食品・酒類グループ企業を統合した上で、国分に譲渡する。

カブドットコム証券(8703):3月の委託手数料が前月比19%減と4カ月ぶ りにマイナスに転じた。1日当たり5400万円。3月は営業日が前の月より2 日多かったが、株式現物、株式信用ともに落ち込んだ。

チムニー(3362):普通株式で合計90万7000万株の公募増資、売り出しを 実施すると発表。このうち80万株が新株式の発行。払込期日は20日から25 日までのいずれかの日で、公募増資による手取額は全額設備資金に充当へ。

セシール(9937):月次売上高速報によると、3月の売上高は前年比7.4% 減の53億5400万円と2カ月連続で前年実績を下回った。美術品販売事業の落 ち込みが響く。

鉄鋼株:07年2月の普通鋼(ステンレスなどの特殊鋼を除いたもの)の輸 出平均価格は前年同月比約4500円(5.2%)高のトン当たり9.11万円(754ド ル)となり、06年4月時以来の前年同月比プラスとなった。日本鉄鋼連盟(東 京都中央区)が3日発表した統計に基づき、ブルームバーグ・ニュースが算出 した。前月比ベースでは3カ月連続のプラス。

ファーストリテイリング(9983):国内の主力カジュアルブランド「ユニ クロ」事業の3月の既存店売上高が前年同月比7.4%増。ジーンズを中心にキ ャンペーンを展開するなど販売促進が奏功、春物商品が好調で3カ月連続で前 年実績を上回った。

自動車株:06年度の軽自動車販売は、06年暦年に続き年度ベースでも初 の200万台超えとなった。またダイハツ工業のシェアがスズキを抑えて初めて トップとなり、34年ぶりに首位が交代した。

キリン堂(2660):07年2月期の業績は連結純利益が前期比23%減の5億 7700万円。減損会計適用による特別損失を計上したことが響く。ただ、積極的 な店舗展開により、売上高は同9.2%増の728億円、経常利益は同4.9%増の 17億円となった。

ブロッコリー(2706):カードゲームを中心に自社製品が好調な上、国内卸 売部門も計画を上回ったことで、07年2月期の業績予想を上方修正。さらに、 投資有価証券売却益の発生も寄与し、連結純損益は7200万円の黒字と、従来 予想の1億4000万円の赤字から一転したもようだ。前期は14億7900万円の 赤字だった。

ニューディール(4740):第三者割当による新株式の発行の中止を決定。当 初は鈴加に対して6億6000万円の割り当てを予定していた。市場動向や株価 推移、取り巻く市場環境などが変動しているため、鈴加からの振り込みがなさ れる見込みがなくなったという。

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