上海銅先物:続落-米景気見通しの「不透明感」が相場を圧迫

29日の上海銅先物相場は続落している。 米国の住宅販売の減少と景気見通しの「不透明感」から、銅需要に対する懸念 が高まっている。

米商務省が26日に発表した2月の新築一戸建て住宅販売は予想に反して 減少し、ほぼ7年ぶりの低水準となった。また、バーナンキ米連邦準備制度理 事会(FRB)議長は28日、上下両院合同経済委員会で証言し、米景気見通 しについて「不透明感が最近、数週間で多少強まった」と述べた。また、イン フレについては「まだ厄介にも高い」と強調した。

中国国際フューチャーズ(上海)のトレーダー、唐亦軍氏は29日のイン タビューで「米国で発表された経済指標が銅相場を圧迫している」との見方を 示した。世界の銅在庫の減少により、上海の銅相場は27日、3カ月ぶりの高 値に達した。

上海先物取引所の銅先物相場6月限は、前日比最大410元(0.7%)安の 1トン当たり6万1500元。上海時間午前10時48分現在、6万1590元で取引 されている。一時は最大0.5%上昇した。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午 前10時47分現在、前日比0.2%高の1トン当たり6675ドル。

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