クレディ・スイスのフィッシャー氏退職、次期CEO目指す競争敗れ

スイス銀行2位クレディ・スイス・グルー プで欧州部門を統括するレオナード・フィッシャー氏(44)が同社を退職し、 ベルギーの投資銀行RHJインターナショナルの最高経営責任者(CEO)に就 任することが29日、明らかになった。クレディ・スイスでは6週間前、投資銀 行部門責任者のブレイディ・ドゥーガン氏をグループのCEOに起用した。

フィッシャー氏は移籍先のRHJインターナショナル(RHJI)を、ラザ ード出身のティモシー・C・コリンズ氏と経営する。コリンズ氏はRHJIの米 投資会社リップルウッドの創立者で、RHJIの筆頭株主。クレディ・スイスの 発表によると、フィッシャー氏の退職は即時有効となった。

ゾンターグツァイトゥング紙は昨年、オズワルド・グルーベルCEOの後任 としてフィッシャー氏が最有力候補と伝えていた。ドレスナー・クラインオー ト・ワッサースタインのCEOだったフィッシャー氏は、クレディ・スイスでは 保険部門ウィンターサーの仏保険大手アクサへの身売り(100億ドル)を監督し た。

フィッシャー氏はRHJIを通じて、「RHJIのCEOとしてティムとチ ームを組むチャンスを与えられ、胸が弾む思いだ」とのコメントを発表した。

RHJIの株価はブリュッセル市場で1%上昇し、時価総額13億ユーロ。 年初来では6.5%下げている。

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