米カリフォルニア州司法長官、サブプライム業界を「積極的に」捜査

米カリフォルニア州のブラウン司法長官が、 同州のサブプライムモーゲージ(信用力の低い人向けの住宅ローン)業界の捜 査を進めていることが29日までに分かった。

ブラウン長官の報道官ガレス・レーシー氏は、同長官は略奪的融資を対象 に数年前に開始した捜査の一環として「積極的かつオープンな捜査」を進めて いると説明。一方、捜査の対象になり得る企業や捜査の進展状況に関する具体 的な情報は明らかにしなかった。

カリフォルニア州上院のマイク・マチャド議員(民主)は、電話インタビ ューに答え「ブラウン長官による捜査が行なわれるのは適切だと思う。融資方 法に問題があった場合は特にそうだ」と指摘。略奪的な融資や不適切な契約内 容の告知は、同州の消費者保護法や公正融資法に抵触する可能性があると述べ た。

カリフォルニア州には、米サブプライムモーゲージ銀行大手20行の半数が 拠点を置いている(機関紙インサイド・モーゲージ・ファイナンスによる)。昨 年10-12月のサブプライムモーゲージの返済遅延率が13.3%と、2002年9月 以来の高水準に達したのを受け、監督当局は監視態勢を強化している。

米不動産情報会社ファースト・アメリカン・ローン・パフォーマンスのモ ーゲージ業界アナリスト、ボブ・ビシニ氏によると、カリフォルニア州の不動 産価格は全米で最も高いことから、同州のサブプライムモーゲージが全米に占 める割合は22%と、50州のなかで最高となっている。

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