コンテンツにスキップする

【個別銘柄】三菱電、三洋電クレ、建設株、加ト吉、伊勢丹、井関農な

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

三菱電機(6503):午後の取引で急騰し、3.3%高の1225円まで値を上げる 場面がみられた。終値は1.6%高の1205円。主力の産業メカトロニクス事業が 好調に推移、重電システムなども伸び、07年3月期の連結営業利益が前期比 46%増の2300億円に増大する見通しとなった。午後零時30分に業績予想の上 方修正が発表されると一気に買いが集まり、プラス圏に浮上した。

三洋電機クレジット(8565):20%高の2410円ストップ高で比例配分。 5400万株超の買い注文を残した。上昇率は東証1部1位。米ゼネラル・エレク トリック(GE)が三洋電クレに対して公開買い付け(TOB)を実施すると 23日に発表。TOB価格が1株3250円と前週末終値の2010円より62%も高 い水準に設定されたため、同水準にさや寄せする格好で大量の買い注文を集め た。

ノンバンク:軒並み高。米GEの三洋電クレ買収発表を受け、消費者金融 やクレジットカード会社などノンバンク業界の再編期待が高まった。東証のそ の他金融業株価指数は、全33業種の中で上昇率1位。プロミス(8574)が

5.9%高の4130円、OMCカード(8258)が7.9%高の899円、三洋信販 (8573)が5.8%高の2910円。

北陸地方を地盤とする建設株:軒並み高。25日午前に能登半島沖を震源と する強い地震が発生、石川県輪島市などで住居が全半壊する事例がみられた。 これを受けて、復旧需要などが期待できる関連銘柄に買いが向かった。真柄建 (1839)が11%高の214円で東証1部上昇率3位、北陸電気工事(1930)が

8.6%高の431円。植木組(1867)が8.5%高の216円。

加ト吉(2873):12%安の750円ストップ安で比例配分。530万株超の売り 注文を残した。東証1部の下落率2位。同社水産事業部が取引をしていた食品 機械メーカー「小野食品興業」(岡山県)など31社の倒産に伴って、売掛債 権50億円が回収不能になる懸念が出ていることが23日判明、嫌気した売りが 膨らんだ。25日付の読売新聞朝刊は関係者の証言をもとに、「実際には商品を 動かさず伝票上だけで売買する『循環取引』が繰り返されていた疑い」がある と報道した。会社側は「調査中で詳細が判明次第、開示する予定」とした。

伊勢丹(8238):1.7%高の2130円と反発。一時2.6%高となる場面もあ った。東急百貨店、東京急行電鉄(9005)と百貨店事業の業務提携で基本合意 したと一部報道で伝えられた。百貨店業界では大丸、松坂屋ホールディングス が経営統合するなど再編の動きが活発になっており、伊勢丹も提携効果を生か して収益力を高めていくとみられた。東急電鉄は0.6%安の962円で終了。

井関農機(6310):24%安の229円で東証1部の値下がり率1位。国内の製 造子会社3社が過去に不正な会計処理を行っていたと23日に発表、イメージ 悪化が懸念された。かさ上げされていた利益の修正などで業績予想が減額され る可能性も警戒された。出来高は前週末23日の26倍に相当する2015万株に 膨らんだ。

新生銀行(8303):0.9%安の570円と続落。同行の金融商品広告に対し て不当表示があったとして、公正取引委員会が景品表示法違反に基づく排除命 令を出すことが分かったと、週末に各紙が報道。レピュテーション(評判)リ スクが意識された。同行広報部の内田辰臣氏は「過去の広告表示に一部問題が あったことは事実だが、すでに昨年12月までに改善を行っている。今後とも、 顧客にわかりやすい広告表示のために必要な改善を続けていきたい」と述べた。

グッドウィル・グループ(4723):11%高の10万1000円とストップ高。 10万円台の回復は2月14日以来、約1カ月半ぶり。遅れていた2006年12月 中間期決算の発表を30日に行うと発表し、投資家に買い安心感をもたらした。

不二家(2211):5.1%高の288円と急反発。山崎製パン(2212)が不二家 を子会社化する方針を固めたと一部で報道され、再建が順調に進むとの期待が 高まった。共同通信は23日夜、山崎パンが不二家の株式を50%超まで段階的 に取得して、子会社にする方針を固めたと報じた。

森組(1853):急騰。終値は7.4%高の102円だった。一部報道で、阪急阪 神HD(9042)が森組の一部株式を長谷工コーポ(1808)に売却すると伝えら れたことで、受注回復期待が高まった。26日付の朝日新聞朝刊によると、阪急 阪神の保有比率(議決権ベース)は従来の38%から20%未満に引き下げられ る見通しで、連結対象外になる予定。

ジーンズメイト(7448):9.0%高の1140円。前期と今期の増配を発表し た。ドイツ証券は24日付で妥当株価を1200円から1250円に、投資判断を 「Hold(中立)」から「Buy(買い)」に格上げした。07年2月期決算と08年 2月期の業績見通しは市場の予想通りの内容となったが、「ブック(純資産) 割れ、時価総額130億円に対し、ネットキャッシュ95億円、EV/EBIT A倍率2倍台とバリュエーション面で魅力的」とした。

ACCESS(4813):急伸。終値は11%高の52万2000円ストップ高。 携帯電話の高機能化を背景に、同社の開発したソフトウエアへの需要は強く、 中期的な業績成長期待が強い。23日に発表した2007年1月期決算は、米子会 社買収によるのれん代償却費用などがかさんで大幅な赤字だったが、新興相場 の下落に連動する形で株価水準がすでに昨年来安値圏に落ち込んでおり、改め て売り要因とならなかった。

日本電産サンキョー(7757):急騰。9.2%高の868円で取引を終了した。 液晶表示装置(LCD)用ロボット事業に底打ち感が出始めたとして、ドイツ 証券が買い推奨を開始したことを受け、見直し買いを集めた。一時887円まで 上げ幅を広げ、年初からの上値抵抗線として機能している25日移動平均線840 円を巡る攻防に。

アサヒプリテック(5855):6.4%高の3010円と反発。一時3030円まで上 昇し、2月26日に付けた直近高値3040円に迫った。貴金属の回収量が着実に 増えている上、金属市況の上昇で販売価格も高くなっていることから、09年3 月期を最終年度とする中期経営計画を上方修正した。営業益目標は120億円。

食料品:TOPIX食料品業指数は0.3%高の1191.76ポイントに上昇。 月内最終売買日でポジションを増やしにくい中、再編が期待できる中小型株の 代表格として物色の矛先が向いたようだ。ハウス食品(2810)は一時1.9%高の 2130円を付け、52週高値を更新、丸大食品(2288)も同5.1%高の431円まで 値上がりし、52週高値を更新。

テンポスバスターズ(2751):商いを伴って急落。終値は10%安の10万 6000円で、ジャスダックの下落率2位。新規出店数が5店にとどまる中、飲食 店向け厨房機器販売事業が会社側の想定を下回って推移している。買収した内 装工事のハマケンの収益改善策も浸透せず、2007年4月期は経常減益に陥る見 通しになり、収益悪化懸念が強まった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE