アマランス崩壊させたトレーダーが「復活」-新ファンド設立、資金募集

天然ガス取引の失敗でヘッジファンドのア マランス・アドバイザーズを崩壊に導いたトレーダーのブライアン・ハンター 氏は、新たな商品ファンドに資金を募集している。同ファンドが投資家に送っ た資料から分かった。

ハンター氏はソレンゴ・キャピタル・アドバイザーズを設立し、ションデ ル・サバド氏やシェーン・リー氏などの元同僚を雇用した。ソレンゴ・キャピ タルはハンター氏の地元であるカナダのカルガリーとアマランスの拠点だった 米コネティカット州グリニッチにオフィスを開き、「数十億ドル規模の商品投資 ファンド」となることを目指す。

アマランスは半年前に、ハンター氏の天然ガス取引から66億ドル(約7800 億円)の損失を出し、閉鎖に追い込まれた。

JPモルガンやシティグループで原油トレーダーを務め、現在はエネルギ ーコンサルティング会社リスク・リミテッドを経営するシャノン・バーチェッ ト氏は、「最近の実績を考えると」ハンター氏の新ファンド設立は「驚きだ」と して、「失敗したファンドマネジャーがよみがえって、再び資金を集められると いう不思議な現象が起こっている」と話した。

ハンター氏とサバド氏のコメントは得られていない。

ファンドの販売資料によると、ソレンゴは原油や非鉄金属など特定の市場 に合わせて設計したファンドを販売する。資料によるとソレンゴの運用手数料 は投資資産の2%、成功報酬は投資収益の20%。

バーチェット氏は22日のインタビューで、「投資家は過去の経緯を知り」、 大損失を出したのと「同じ運営チームに資金を預けることをためらうと思うの だが」と語った。

リー氏と、もう1人のアマランス出身者のマシュー・カルフーン氏が天然 ガスポートフォリオを運用する。ソレンゴの資料には、「最高のポートフォリオ マネジャーを起用したいと考えている」と書かれている。

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