チリのコデルコCEO:銅需要は拡大継続へ-中国の建設「想像超える

世界最大の銅生産会社、チリの国営銅公社 (コデルコ)のホセ・パブロ・アレジャノ最高経営責任者(CEO、55)は22 日、インタビューに応じ、中国の「想像を超えた」新規建設により、銅需要は 来年まで拡大し続けるとの見通しを示した。

アレジャノCEOは、銅相場が2006年5月に史上最高値を付けて以来、一 部の製造業者が銅の購入を手控え、在庫に頼らざるを得なくなった結果、価格 上昇に歯止めがかかったものの、最大消費国の中国が「市場に戻ってきた」と 指摘した。銅相場は今年2月2日に10カ月ぶりの安値を付けてから27%上昇 している。

同CEOはアデルコ本社(サンチアゴ)でのインタビューで、「中国は想像 を超えるペースで都市を建設している」と述べ、「一般に都市化は多くの銅を必 要とする。中国はまさにその発展段階を経験している」と指摘した。

コデルコは02年に始まった銅価格の上昇局面で、中国の役割を読み違えた。 銅相場は01年末時点の1ポンド当たり65セントから、昨年5月11日には過 去最高の4.04ドルに達した。アレジャノCEOの前任者、フアン・ビジャルス 氏は06年に、銅の平均価格は1.50-1.70ドルと予想したが、実際は約3.06 ドルとなった。同社はその1年前には、銅価格の低下を予測していた。

アレジャノCEOは旺盛な需要が「少なくとも今年と来年の前半」は続く との見通しを示した。同氏は昨年3月にビジャルス氏からCEO職を引き継い だ。

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