中曽根元首相:旧海軍時代に慰安所つくった記憶ない-慰安婦問題

中曽根康弘元首相は23日午後、日本外国特 派員協会で記者会見し、自らが旧海軍時代に従軍慰安婦が詰める「慰安所」を 設置したと指摘されていることについて「事実と違う。海軍の工員の休憩と娯 楽の施設をつくってほしいということだったので作ってやった」と否定した。

従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与の実態に関しては「具体的なことは知 らない」と述べるにとどめたが、「日本として謝罪すべき問題だ」とも指摘した。 また、米下院に提出された旧日本軍の従軍慰安婦問題に関する対日非難決議案 へ日本政府が取るべき対応について「結果次第だ。考えるべき問題があれば考 え、処置すべきことがあれば処置すべきだ」と語った。

また、安倍晋三首相が、当時の官憲などが慰安所の設営や慰安婦の募集・ 移送に関与していたことを認めて「おわび・反省」を表明した1993年の河野洋 平官房長官談話を継承する、としていることに賛同する考えを強調。その上で、 「日本政府、国民は正式な謝罪を行っている。改めて政府が言うチャンスがあ れば必要だ」とも語った。

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