マレーシア政府:キャピタルゲイン税を廃止へ-投資呼び込み狙う

マレーシア政府は4月1日から資産売却に 伴うキャピタルゲイン税を廃止するとともに、同国最南端のジョホール州への 投資を呼び込むために優遇策を提示する方針だ。

マレーシアのアブドラ首相は22日、クアラルンプールでの投資に関する会 議で、シンガポールに近いジョホール州で観光、金融サービスなど特定の業種 に投資する企業について、10年間にわたり法人所得税が免除されるだろうと述 べた。

同首相はマレーシア経済の押し上げを狙い、より多くの投資を奨励したい 考えだ。同国の経済成長は過去30年のうち21年で、シンガポールを下回って いる。政府は3820億リンギット(約13兆円)規模の再開発により、向こう 20年間に80万の雇用を創出するとともに、同州をビジネスや観光向けの国際 地域に転換できると見込んでいる。

キャピタル・ダイナミクス・アセット・マネジメント(クアラルンプール) で1億ドルの運用に携わるタン・テンブー氏は「優遇策は計画上では非常に良 いが、今後は計画の実施が効率的だと確認することが極めて重要になるだろう」 と指摘した。

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