中国が利上げ、インフレと投資抑制狙う-基準貸出金利6.39%に

中国人民銀行は17日、基準貸出金利と預 金金利の引き上げを発表した。18日から実施する。人民銀による利上げは昨年 4月と8月に続き、過去11カ月で3度目。また、今年2月には、市中銀行向け の預金準備率引き上げを実施した。ここ8カ月で5度目の引き上げだった。

人民銀行がウェブサイトに掲載した声明によると、期間1年の基準貸出金利 は現行 6.12%から6.39%に引き上げられる。期間1年の預金金利は現行

2.52%から 2.79%に引き上げられる。人民銀行の広報官は利上げを確認した。

人民銀行の周小川総裁は、過去最大の貿易黒字による巨額の資金流入が過剰 な投資を招き、インフレ加速と資産バブルの形成と破裂を引き起こすリスクが高 まっている、と懸念を表明した。温家宝首相は16日、国内の経済成長が安定し ていないとの見解を示し、持続可能ではないと述べていた。

ソシエテ・ジェネラルのチーフ・アジア・エコノミスト、グレン・マグワイ ヤ氏 (香港在勤)は、「この1週間に発表されたデータからは、景気が実際に 減速していないことが伺われ、経済が投資と生産に偏りすぎているとして政府が 懸念を深めていることが読み取れる」と述べた。さらに、「おそらく今年はあと 2回、利上げがあるだろう」と付け加えた。

中国都市部の固定資産投資は1-2月期で23.4%拡大。昨年全体での

24.5%増を下回るペースとなった。中国国家発展改革委員会(発改委)の馬凱 主任は先週、中国 はなお投資減速に向けて行動しなくてはならないと述べてい た。

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