PIMCO:サブプライムの不履行問題、大型ローンなどにも波及か

債券ファンド最大手、米パシフィック・イ ンベストメント・マネジメント(PIMCO)は16日、顧客向けリポートで、 信用力の低い個人向けのサブプライム住宅ローンで増加している債務不履行問 題がほかのローンにも波及するとの見通しを示した。PIMCOはほぼ2年前 に米住宅価格の急落を予想していた。

PIMCOによると、債務不履行はいわゆる「Alt-A」ローンや大型 ローンにも広がる恐れがある。「Alt-A」は、信用度は高いがそのほかの基 準が満たせず、プライム・ローンを借り入れられない個人向け。大型ローンは 借入額が41万7000ドル(約4867万円)以上。

PIMCOは「サブプライム住宅ローンの不振はある程度Alt-Aにも 広がり、大型プライム市場に拡大する恐れさえある」と指摘。ただ、「プライ ム・ローンは大きな影響は受けないと考えている」とした。

全米抵当貸付銀行協会(MBA)が今週発表した調査結果では、2006年10 -12月(第4四半期)のサブプラム・ローンの返済延滞率は4年ぶりの高水準 となった。

米証券大手のベアー・スターンズによると、「Alt-A」ローンは全体の 12%、サブプライムは15.2%、大型ローンは14.8%となっている。

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