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金融庁:クレディ・スイスに法令順守強化など要請-PBで違法営業(2)

金融庁は16日、スイス2位の銀行クレデ ィ・スイス・グループに対して日本での違法な営業活動の停止と法令順守体制 の強化を要請したと発表した。海外の拠点から日本に行員を派遣して預金の受 け入れ勧誘を行っていたことが違法行為に当たるが、銀行法の適用範囲とはな らないため要請という異例の対応となった。

金融庁によると、クレディ・スイス香港支店の富裕層向けのプライベート バンク(PB)部門担当者が2003年に日本に出張し預金の勧誘などを行った。 ただ、今回のように海外拠点を通じた行為には日本の銀行法は適用できないた め任意の要請にとどめたとしている。

具体的な要請内容は、PB部門が海外拠点から日本に行員を出張させ預金 勧誘などの違法行為を今後一切行わないことや日本の法令や関連規定に沿った マニュアル策定などを通じた職員教育の徹底などを求めた。

これについてクレディ・スイスは16日、「日本の銀行法に抵触していた可 能性が高い」としたうえで「行政処分ではないが、指摘・要請を真摯(しん し)に受け止め、再発防止に努めたい」などとのコメントを発表した。

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