上海銅:値幅制限いっぱいの4%上昇-世界の在庫減と中国の生産減で

上海銅先物相場は16日、値幅制限いっぱ いの4%上昇し、11週間ぶりの高値となっている。世界の銅在庫の落ち込みと 中国の生産減により、供給が需要に追いつかないとの懸念が高まった。

ロンドン、ニューヨーク、上海の取引所の指定倉庫の銅在庫は15日、5 営業日連続で減少し、27万5612トンとなった。2004年6月以来の高水準とな った8日以降では3%減少している。また、中国国家統計局が16日発表した 同国の1-2月の銅生産は前年同期比1.8%減の44万4000トンとなった。

上海大陸フューチャーズのトレーダー、王崢氏は16日のインタビューで 「世界の銅在庫が引き続き減少していることが、銅相場の上昇要因になってい る」との見方を示した。銅の原料となる銅精鉱の不足を反映した銅生産の減少 も相場の支援材料になったと、アナリストらはみている。

上海先物取引所の銅先物相場5月限は、前日比最大2340元(4%)高の 1トン当たり6万1020元。上海時間午後2時9分現在、この水準で取引され ている。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午 後2時16分現在、前日比0.3%高の1トン当たり6558ドル。15日終値は前日 比5.1%高だった。

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