米住宅金融株が軒並み上昇、PHH売却やベアーSの債権購入意欲で

15日の米国株市場では、住宅金融株が軒並 み上昇した。米投資会社ブラックストーン・グループがPHHの住宅金融ビジネ スの買収に合意したことや、ベアー・スターンズがサブプライムローンを買い増 す可能性を示したことが好感された。

米住宅金融会社最大手カントリーワイド・ファイナンシャルは1.08ドル (3.1%)高の35.47ドル。信用度の低い借り手向けのサブプライム住宅ローン 会社2社も急反発。アクレディテッド・ホーム・レンダーズ・ホールディングは 56%高、ニュー・センチュリー・ファイナンシャルは、2倍強に値上がりした。

ブラックストーン・グループはこの日、ゼネラル・エレクトリック(GE) からPHHの住宅金融部門を買収すると発表した。住宅ローン担保証券(MB S)の引き受けで最大手のベアー・スターンズは、焦げ付いているサブプライム 住宅ローンなどを含むディストレスト債を買い入れていることを明らかにした。

キーフ・マネジャーズの運用担当者、フランク・バーコシー氏は、「参加し てチャンスを生かそうと待機している企業があるようだ」と述べた。

全米抵当貸付協会(MBA)の今週の発表によると、サブプライム住宅ロー ンの第4四半期の返済延滞率は過去4年で最高水準となった。全種類の住宅ロー ンの抵当権実行は過去最悪となった。

ベアー・スターンズのサミュエル・モリナロ最高財務責任者(CFO)は、 「今みられる混乱は、当社にとってより大きなチャンスになる」と述べ、経営破 たん企業の一部資産の買収を目指す考えを示した。

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