ブラックストーンなど投資会社:クライスラー訪問、出資協議-関係者

米投資会社のブラックストーン・グループ の代表者は7日、ドイツの自動車大手ダイムラークライスラーの米部門クライ スラーの本部を訪れ、同部門への出資について協議する。事情に詳しい関係者 が7日までに明らかにした。

関係者が匿名を条件に述べたところによると、ブラックストーンはトム・ ラソーダ最高経営責任者(CEO)を含むクライスラーの幹部と会談する。サ ーベラス・キャピタル・マネジメントの代表者は2日前に、クライスラー幹部 と会った。両社は既に、米銀JPモルガン・チェースが準備したクライスラー についての資料を受け取っているという。

ダイムラーのディーター・ツェッチェ最高経営責任者(CEO)は2月14 日に、クライスラー部門について「あらゆる選択肢」を議論する方針を示して いた。

調査会社モーニングスターのアナリスト、ジョン・ノバク氏は「プライベ ートエクイティ(未公開株)投資会社は資金が潤沢だ。買収の機会について検 討してもおかしくない」と話した。ブラクストーンとサーベラスのクライスラ ー訪問については、米紙デトロイト・ニューズが6日に報じていた。

各社の広報担当者はコメントを控えた。複数の関係者が2月に述べたとこ ろによると、ダイムラーは米ゼネラル・モーターズ(GM)ともクライスラー 売却について協議している。大型SUV(スポーツ型多目的車)の共同開発に ついても協議していたが、ツェッチェCEOは6日、国際自動車ショーが開催 されているジュネーブでインタビューに答え、SUVに関しては結論に達して いないが、交渉は「有望」な様相だと述べた。同じくジュネーブを訪れている GMのリック・ワゴナーCEOはコメントを控えた。

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