マンやウィントン・キャピタルなどヘッジファンド、先週の株安で打撃

英マン・グループやウィントン・キャピタ ル・マネジメント、蘭トランストレンドBVなどのヘッジファンドは、先週の世 界的な株式相場下落で大打撃を受けた。

マンは6日付の報告で、同社のAHLディバーシファイド・フューチャーズ ファンドの運用成績が先週マイナス8.2%だったことを明らかにした。また投資 家向け資料によると、ウィントン・キャピタルのフューチャーズ・ファンドも2 月にマイナス5.9%、トランストレンドも同月マイナス4.1%だった。

シーダー・パートナーズ・インベストメント・マネジメントのフィリップ・ ボネフォイ会長は、金融相場の下落がこれらファンドに悪影響を与えたと語る。 2月27日の中国株大幅安が世界に波及し、同日のダウ工業株30種平均は一時、 2001年9月以来最大の値下がりとなった。

ボネフォイ会長は、「全く歓迎できないが、この種の下げは相場の転換期に は珍しくない」と指摘する。

またウィントンの創設者、デイビッド・ハーディング氏は電話インタビュー で、「われわれの投資家はリスクを認識しており、そうした投資を理解している。 時として、十分な情報を提供する必要はある。流動性リスクはない」と言明した。

米調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HFR)によると、75億ドルを運 用するウィントンの運用成績は2006年にプラス17.8%と、ヘッジファンドの平 均プラス13%を上回っていた。

トランストレンドの幹部、アンドレ・ホニク氏は7日インタビューに応じ、 「こうした相場下落は過去においてもあった。これが懸念するようなことだとは 考えていない」と語った。30億ドルの資産を運用する同社のエンハンスト・リス ク・ファンドの運用成績は2006年がプラス12%だった。

一方、マンの広報担当、ラクラン・ジョンストン氏は、先週のマイナス成績 についてコメントを控えた。ブルームバーグデータによると、マンのAHLの運 用成績は2003年3月以降でプラス42%以上。同社は1月11日、運用資産総額 が600億ドル以上だと発表している。

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