上海銅先物:前日比ほぼ変わらず-最近の相場下落は行き過ぎとの見方

6日の上海銅先物相場は、前日比ほぼ変わ らずの1週間ぶり安値近辺で推移している。中国と米国の経済成長鈍化への懸 念をきっかけとした銅の最近の売りは行き過ぎとの観測が、投資家の間で広が った。中国と米国は世界の2大銅消費国。

1週間にわたる世界的な株価下落を受け、損失補てんやリスク軽減を目指 す投資家による商品全般の売りに拍車が掛かった。世界の株式相場はこの後、 回復の兆しを見せている。中国の温家宝首相は5日、北京で開幕した第10期 全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第5回会議で、2007年の同国経済成 長率が8%に鈍化させたい考えを表明した。

五砿実達期貨のアナリスト、王暁丹氏は6日のインタビューで、「銅のフ ァンダメンタルズ(基礎的諸条件)は変化していないため、投資家は銅相場の 最近の下落は行き過ぎであるとみて売り控えていた可能性がある」との見方を 示した。

上海先物取引所の銅先物相場5月限は、前日比最大0.6%下落した後、最 大0.3%上昇し、上海時間午前10時半(日本時間午前11時半)現在、1トン 当たり5万5770元で取引されている。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午 前10時57分現在、前日比0.6%高の1トン当たり5925ドル。

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