中国は人民元変動幅の拡大を検討する可能性ある-周中銀総裁(2)

中国人民銀行の周小川総裁は5日、同国が 人民元の変動幅を「徐々に」拡大させることを検討する可能性があると述べた。

周総裁は北京で同日開幕した第10期全国人民代表大会(全人代、国会に相 当)第5回会議で、人民元の柔軟性は「望ましい」と述べ、外国為替相場の動き は、需給で決まるべきだとの見解を示した。同総裁はまた、現行の金利水準は 「適切」だと述べながらも、利上げの可能性は排除できないとも語った。

人民元は2005年7月に1ドル=8.30元の固定相場制が廃止されて以来、

6.5%上昇している。人民元は、対ドル相場の中心レートから1日に上下0.3% の変動が認められている。

周総裁は、「人民元の変動幅拡大を考慮しながら人民元の柔軟性を確保す る必要がある」と述べ、「取引レンジにはまだ余裕がある。相場変動は需給を原 則にすべきだ」と指摘した。

1兆700億ドルに膨らんだ中国の外貨準備高について周総裁は、「引き続 き拡大ペースが速過ぎる」との認識を示した。

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