NY銅(2日):週間ベース5.2%下落-世界的株安と貴金属下落が響く

【記者: Halia Pavliva、Chanyaporn Chanjaroen】

3月2日(ブルームバーグ):今週のニューヨーク銅先物相場は5.2%下落 となった。ほぼ2月いっぱいは上昇相場が続いたものの、世界的な株安と貴金 属相場の低迷を受けて売りが見られた。

全世界的な株安で、世界の時価総額1兆5000億ドル(約175兆円)余り が吹き飛んだ。銀相場は今週12%下落し、金相場は6.2%下げた。中国の2月 の製造業購買担当者指数(PMI)は6カ月ぶり低水準となり、金属需要鈍化 の可能性を示唆した。

スコット・ブラス(ロードアイランド州)の金属マネジメント部門ディレ クター、ジョン・グロス氏は「銅相場には、世界の株式相場の下落と金・銀相 場の下げの影響が感じられる」とし、「さらに、中国からの需要鈍化の可能性 も懸念材料だ」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物5月限は

4.75セント(1.7%)安の1ポンド=2.707ドル。同価格は過去3週間で18% 上昇していた。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、90ドル (1.5%)安の1トン=6020ドル。同価格は年初来4.9%下落している。

LMEの亜鉛相場は前日比155ドル(4.5%)安の1トン当たり3320ドル と、1カ月ぶりの大幅な下げ率となった。

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