岡三Hなど証券株安い、流動性収縮で手数料減少を警戒-日興問題も影

岡三ホールディングスや東洋証券など証 券会社の株価が軒並み安い。中国の資本規制をきっかけに世界的なリスクマネ ーの収縮が警戒され、日経平均株価も一時700円超の下げとなるなど転換点を 迎えた。株式を中心とする委託手数料の減少が懸念されている上、業界3位の 日興コーディアルグループが上場廃止になると公算との一部報道もあり、証券 界に対する強気な見方が一気に後退している。

時価総額500億円以上の下落率ランキングを見ると、東証1部では上位25 位以内に5社の証券会社が顔を出した。下落率トップは日興コーデで15%安の 1150円、同5位が岡三HLDで8.6%安の929円、同20位が東洋証で同7.1% 安の586円、同24位が野村ホールディングスで7.0%安の2530円、同25位が コスモ証券で6.8%安の232円となった。

時価総額500億円以下も含めると、極東証券が8.3%安の1165円となるな ど軒並み安の展開だ。

水戸証券の阿部進投資情報部長は28日のブルームバーグ・テレビで、 「中国の資本規制をきっかけにショック安を避けられない状況。為替相場で円 高進行が加速すれば、円キャリーの巻き戻しから、世界的な過剰流動性に影響 が出る可能性がある」と指摘した。一方、日興コーデの上場廃止報道について は「パッシブ系による売りも加速しそうだ」と述べ、株式需給の悪化を予測し た。

--共同取材:常冨 浩太郎    Editor:inkyo

Peter Langan +81-3-3201-7241 plangan@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE