上海銅先物:6営業日ぶり反落-中国株急落と米景気への懸念を反映

28日の上海銅先物相場は6営業日ぶりに 反落している。中国の株式相場が27日、10年ぶりの大幅安(下落率)となっ たことに加え、米景気に対する懸念が高まるなか、世界の2大銅消費国である 中国と米国の需要が後退するとの観測が高まった。

中国政府が株式市場の違法行為を取り締まる措置を発表したことにより、 過去最高水準となっていた中国株の上昇が終息するとの懸念が拡大。中国株は 27日、10年ぶりの大幅安となった。また、米商務省が同日発表した1月の米 製造業耐久財受注額は前月比7.8%減少した。事業機器受注が3年間で最大の 落ち込みとなったことを反映した。

邁科フューチャーズの沈海華副社長は、上海からのインタビューで「中国 が金融引き締め策を強化し、同国の銅需要が後退するとの懸念が高まってい る」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場5月限は、前日比最大1680元(2.9%)安の 1トン当たり5万6680元。上海時間午前9時44分現在、5万7440元で取引 されている。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午 前9時50分現在、前日比1.4%安の1トン当たり6140ドル。

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