2月のユーロ圏小売業景気指数:49.8に上昇-前月は47.9(2)

ブルームバーグが27日発表した2月のユー ロ圏小売業景気指数(季節調整済み)は49.8と、前月の47.9から上昇した。小 売売上高の縮小・拡大の分かれ目となる50ポイントを2カ月連続で下回った。 ドイツの付加価値税引き上げが個人消費を抑制したことが影響した。

欧州委員会と民間エコノミストは、輸出の伸び鈍化や欧州中央銀行(EC B)の利上げを受け、ユーロ圏の成長率が6年ぶりの高成長から減速すると予想 していた。ただ、2月の小売業景気指数は前月から改善しており、付加価値税引 き上げの影響が弱まるとの予想を裏付けている。

ウニクレディト・バンカ・モビリアーレのエコノミスト、マルコ・バリ氏 (ミラノ在勤)は、「2007年の最初の数カ月は、特にドイツでは弱含みとなる だろう」と指摘。その上で、「その後はファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条 件)に見合う回復を見せるはずだ」と述べた。

2月のドイツの小売業景気指数は45.0と、前月の43.9から上昇したものの、 もっとも低水準となった。2月のフランスの同指数は54.7と、前月の10カ月ぶ りの低水準から上昇。イタリアは2カ月連続の上昇となった。

ECBの見通しによれば、07年のユーロ圏経済成長率は約2.2%と、昨年の

2.7%から低下する見込み。

金利先物の動向によれば、投資家は、ECBが9月までに政策金利を現行の

3.5%から4%まで引き上げると見込んでいる。

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