米TXUに続く買収標的、ミラントやダイナジーが有力か-アナリスト

米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KK R)など投資会社が電力大手TXUを過去最大規模のレバレッジド・バイアウト (LBO、買収先の資産を担保にして資金を調達する買収)で合意したことを受 けて、アナリストの間では次の買収標的となりそうな企業を探る動きが出ている。

EICパートナーズ(スイス)でエネルギー関連株ファンドの運用を担当す るシュテファン・トルファー氏は、プライベート・エクイティ(PE、未公開 株)投資会社が関心を持ちそうな電力会社としてミラントとダイナジーを挙げた。

ドイツ銀行のアナリスト、ジョン・キアニ氏は26日付リポートで、同行ア ナリストの間ではTXUの推定買収価格を考えると、ミラントとリライアント・ エナジーのバリュエーションが魅力的とされていると指摘。UBSのアナリスト、 ビンセント・ジレス氏は投資リポートで、コンステレーション・エナジー・グル ープとエンタジーが有力としている。

プライベート・エクイティ・インテリジェンス(ロンドン)によると、投資 家が株式や債券を超える投資収益を目指すなかで、企業買収会社は今年、過去最 高の2300億ドルの資金を調達する可能性があり、この額は2006年と比べて

8.5%増になる。

アトランタを基盤とする電力会社ミラントは昨年、破産法から脱却し、時価 総額は98億ドル。38億ドルの既発債があり、スタンダード・アンド・プアーズ (S&P)の格付けは、投資適格水準を4段階下回る「B+」。

ミラントの広報担当者フェリシア・ブロウダー氏からのコメントは得られな かった。ミラント株は26日、取引中に一時、前週末比5.4%上昇した。終値は

3.2%高の38.19ドル。

ルイジアナ州最大の電力会社エンタジーの株価は一時、前週末比4.2%高の

105.20ドルをつけた。終値は1.9%高の102.85ドル。広報担当のヨランダ・ポ ラード氏はコメントを控えた。

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