米財務次官:インドは農業関税率引き下げを-WTO交渉再開に向けて

アダムズ米財務次官は16日、米ヒュースト ンで講演し、世界貿易機関(WTO)の交渉再開に向けて、インドは農業品に課 している関税率を引き下げるよう求めた。

アダムズ次官は現地で開かれたアジア・ソサエティーの年次総会に出席し、 「インドやブラジル、中国といった新興大国は、世界経済のなかでも中心的な役 割として特別な責任を負っている。インドの関税率は他の先進国と比べても非常 に高い水準にある」と語った。

同次官はまた、米国がインドとの協力に「意欲的」だとした上で、インドの 成長見通しは「極めて明るい」と述べた。

WTOの新多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)妥結に向けた加盟各国の通 商担当閣僚による会合は昨年7月、物別れに終わったが、今年1月に担当閣僚ら はドーハ・ラウンドの再開で合意した。先進国による農業補助金の削減が十分に 実施されない限り、WTOによる農業保護政策の緩和要請には反対すると主張し ていた新興国のなかで、インドはその中心だった。

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