原油相場は30ドルに下落も-米サンフォード・バーンスティン

米サンフォード・C・バーンスティンは14 日、原油相場は3月までに30%以上下落して1バレル=40ドルに達し、その後 さらに30ドルまで下がる可能性があるとの予想を示した。

同社のニール・マクマホン氏率いるアナリスト・チームがまとめた2月の リポートによると、原油先物投資の拡大により、市場ではコンタンゴ(順ざや) の状態が鮮明になっているため、先物相場は投機家に売りを強いる「限界水準」 に達するという。

コンタンゴとは、国際商品の倉庫費用や保険コストを反映し、期先の商品 相場の方が、現物(または期近)相場よりも高い市場の状態。リポートは「倉 庫が埋まり、倉庫費用が拡大すると、順ざやも拡大する」と説明。「投資家はあ る時点で、商品ファンドから資金を移すことになるため、先物相場の下落を招 く」と指摘した。

リポートはさらに、石油輸出国機構(OPEC)最大の産油国であるサウ ジアラビアが日量800万バレル未満に生産量を削減しなければ、原油相場は3 月に「限界水準」に達する可能性があるとの見通しを示した。

14日のニューヨーク原油先物相場は一時1バレル=57.50ドルと、前日に 比べ1.56ドル(2.6%)下落した。

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