アコゴルフ株が急騰、9カ月経常益は通期計画上回る-コース取得順調

ゴルフ場運営会社のアコーディア・ゴルフの 株価が急騰。午後に入り、値幅制限の上限(ストップ高)に当たる前日比2万円 (14%)高の16万5000円まで上昇し、昨年12月7日以来の高値水準を回復し た。13日に発表した第3四半期までの9カ月累計(06年4-12月期)業績で、 経常利益が07年3月期通期の会社計画を上回ったことが評価されている。コー スの新規取得が順調に進んでおり、来期以降の業績拡大期待も高まっている。

4-12月の連結業績は、営業収益が540億200万円、経常利益は103億2300 万円、純利益は101億6800万円となった。アコゴルフが昨年11月の上場時に開 示した今通期の業績計画で経常益は103億円を見込むが、9カ月間で既に上回っ たことになる。ゴルフ業界は10-12月が季節的に繁忙期に当たり、同社の業績 もこの期間に好調に推移したという。

業績発表を受けて、同社の主幹事で大株主でもあるゴールドマン・サックス 証券は、「買い」の投資判断と目標株価20万7000円を継続した。担当の諸江幸 祐アナリストらは14日付の投資家向けメモで、「中長期の業績を支配する新規 コースの取得は予想を大幅に超えて好調」と指摘。新規コースの収益貢献は来期 以降となるが、今後も良好なコース取得環境が見込めるとして、GS証は08年 3月期と09年3月期の業績予想をそれぞれ上方修正した。

強気の見方を示すGS証は、大和証券SMBCとともに共同主幹事であると 同時に、アコゴルフの4割超の株式を保有する大株主でもある。上場後180日間 は原則として株式を売り出さないロックアップ期間を設定している。アコーディ アの上場日は昨年11月1日。

アコゴルフは昨年10-12月に、金沢ゴルフクラブ、北陸グリーンヒルゴル フをはじめとするゴルフ場の買収を行うなど、事業基盤の拡大を進めている。06 年末時点で運営するゴルフ場数は05年末と比べて23コース増の116コース。景 気回復に伴いゴルフ場の売却案件が減っており、運営受託やコンサルティング契 約を増やすことで運営コース数を増やしている。

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