トヨタのベネズエラ部門:来週生産中止も-為替規制で材料輸入難

トヨタ自動車は、同社のベネズエラ部門が 早ければ来週にも生産を中止する可能性があることを明らかにした。ベネズエラ 政府が原材料輸入に必要なドルの売りを拒否しているためだ。

トヨタのベネズエラ部門で販売・マーケティングのゼネラルマネジャー、 エンリケ・ピノチェト氏によると、ベネズエラ政府は2006年12月、自動車生 産に必要な鉄鋼の一部を輸入するためのドル売りを禁じた。

ピノチェト氏はカラカスから電話取材に応じ、「サプライヤーがドルを得 られなければ、2月半ばか3月までに工場を閉鎖しなくてはならない。当社は非 常に懸念している。この状況はベネズエラの自動車業界全体に影響を及ぼしてい る」と語った。

ベネズエラのチャベス大統領は2003年に為替規制を導入した。昨年には、 「さほど重要でない」物品またはベネズエラ国内で生産されている品目の輸入を 目的としたドルの獲得に対し、規制を強化した。

ピノチェト氏は、「当社が必要なのは特別な鉄鋼であり、これはベネズエ ラ国内では入手不可能だ。当社のサプライヤーはこのことを政府に訴えたが、官 僚主義的な過程で長い時間がかかる」と述べた。

同氏によると、カラカスの東方350キロのクマナにあるトヨタの工場は、 1日当たり160台を生産している。

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