米アップルCEO:4大音楽会社に著作権保護の取りやめを要請

米アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営 責任者(CEO)は4大音楽会社に対し、楽曲の著作権保護を取りやめるよう 要請した。消費者がオンライン購入する楽曲を複数の音楽プレーヤーで再生で きる環境を作るため、コピー防止ソフトを使わずに楽曲を配信する同社の取り 組みの一環。

ジョブズCEOは、デジタル・ライツ・マネジメント(DRM)と呼ばれ るコピー防止システムが削除されるかどうかは、4社の決断にかかっていると 指摘した。アップルは現在、オンライン楽曲配信サービス「ITunes」で 楽曲を販売する条件として、DRMの使用が義務付けられている。

CEOは、アップルのウェブサイトに6日掲載された公開書簡で「アップ ルが4社に対して楽曲の合法的なインターネット配信ライセンスの供与を求め た際、4社は強い警戒感を示し、アップルに違法コピーの防止措置を義務付け た」と指摘。「DRMを使わない楽曲配信ライセンスをアップルやほかの企業に 付与することが説得できれば、真に相互作用の働く音楽市場が形成される。ア ップルはそうした環境を心から受け入れる」と説明した。

4社は、ユニバーサル・ミュージック・グループ、ソニーBMGミュージッ クエンタテインメント、ワーナー・ミュージック・グループ、EMIグループ。 合計で世界音楽市場の7割以上のシェアを占めている。

アップルの6日株価終値は前日比21セント高の84.15ドル。過去1年間の 騰落率はプラス25%。

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