米グーグル10-12月期:純利益2倍強、売上高予想通り-株価下落

インターネット検索サイト運営の米グーグ ルが31日発表した2006年10-12月(第4四半期)決算は、利益が前年同期に 比べ2倍強に増えた。検索市場でのシェア拡大や米国外での広告販売増が寄与 した。

純利益は10億3000万ドル(1株当たり3.29ドル)と、前年同期の3億7220 万ドル(同1.22ドル)から増加。提携先サイトに支払う額を除いた売上高は22 億3000万ドルに増え、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト29人 の予想(22億ドル)とほぼ一致した。

一部項目を除いたベースの1株利益は3.18ドルとなり、アナリスト予想の

2.91ドルを上回った。

一部投資家はグーグルの業績がアナリスト予想を大きく上回ることを期待 していたため、株価は時間外取引で下落した。ソラリス・アセット・マネジメ ントで運用に携わるティモシー・グリスキー氏は、「期待の高さによる株価下落 の典型だ」として、「売上高はほぼ予想通りだった。これが一部のトレーダーの 売りを誘ったのかもしれない」と語った。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、15ドル (3%)安の486.50ドルとなった。通常取引終値は前日比7.18ドル(1.5%) 高の501.50ドル。

グーグル自身のサイトからの売上高の伸びは、提携先サイトでの伸びを上 回った。グーグルのサイトからの広告収入は80%増の19億8000万ドル。提携 サイトは50%増の12億ドルだった。パイパー・ジャフレーのアナリスト、サフ ァ・ラシュチー氏は「グーグルの検索サイトの利用は増えている」と話した。

グーグルは同社の方針に基づき、業績見通しは示さない。エリック・シュミ ット最高経営責任者(CEO)は電話会議で、「グーグルの事業は引き続き非常 に堅調だ」と述べた。第4四半期は、広告へのクリック回数が61%増えた。

米国外の売上高は全体の44%と、前年同期の38%から増えた。

調査会社コムスコア・ネットワークスによると、フランス、ドイツ、英国 でのインターネット検索でのグーグルのシェアは70%。また、米国でのシェア は第4四半期に47%と、前年同期の40%から増えた。

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