米GM:10-12月期の決算発表を延期-02年以降の決算修正へ(4)

自動車メーカー最大手の米ゼネラル・モー ターズ(GM)は25日、2006年10-12月(第4四半期)と06年通期の決算発 表を延期すると発表した。また、02年から06年7-9月(第3四半期)までの 決算を修正することも明らかにした。1月30日に06年第4四半期の決算発表 を予定していた。

修正は繰り延べ税負担やヘッジなどにかかわるもので、02年初めから06年 7-9月期までが対象。発表延期の理由は決算修正のほか、売却した金融部門 からの情報を待っているためだという。GMは2月5日からの週に決算準備の 進展について発表する計画を示した。フリッツ・ヘンダーソン最高財務責任者 (CFO)は電話会議で、延期後の決算発表の時期はまだ未定だと述べた。

GMによると、ヘッジに関する見直しは「大幅となる可能性がある」。詳細 は明らかにしていない。また、税負担に関する誤りにより、01年12月末以降の 内部留保額が4億5000万-6億ドル(約545億-727億円)過少に報告されて いたという。

GMは06年に、2000年以降の決算を修正している。過去8四半期のうち、 修正されなかったのは1四半期のみだった。同社は06年6月に、経理管理者と 最高会計責任者(CAO)の業務を統合し、会計処理の誤り防止を図ると発表 していた。

決算延期についての発表は米市場の通常取引終了後だった。GM株は時間 外取引で一時、19セント安の32.95ドルとなった。通常取引終値は前日比40セ ント(1.2%)高の33.14ドル。

GMのこの日の発表によると、同社の第4四半期の売上高は過去最高の見 込み。また一部項目を除いたベースの損益は黒字を見込んでいる。同四半期の 業績は前年同期に比べ「大幅に改善」したとしている。前年同期は66億6000 万ドル(1株当たり11.79ドル)の赤字だった。

GMは米証券取引委員会(SEC)への報告書提出に関しては、期限の3 月1日までに実行することを予定している。

同社はまた、06年末の手元資金が現金相当資産と退職者医療基金から流用 可能な資金を合わせ264億ドルと、同年9月末の204億ドルから増加し、05年 末に比べて59億ドル余り増加したことを明らかにした。

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