上海銅先物相場:4日続伸-中国の加工業者の在庫減で供給懸念高まる

25日の上海銅先物相場は4日続伸してい る。中国国内の銅生産メーカーの在庫が減少しているため、銅供給が需要に追い つかないとの観測が高まった。同国は世界最大の銅消費国。

中国の銅生産最大手、江西銅業が90%を出資する金瑞フューチャーズのト レーダー、ファン・ソフェン氏は25日のインタビューで、江西銅業の在庫がほ ぼゼロになっていることを明らかにした。金瑞の先物取引責任者、張雪峰氏は 「他の多くの加工プラントでも同様の状況だ」との見方を示した。

ファン氏は「中国の大手銅メーカーの在庫が底を突いている事実は、公表で きない事柄ではない」と述べた。

上海先物取引所の銅先物相場3月限は、前日比最大830元(1.5%)高の 1 トン当たり5万4850元。上海時間午前11時20分現在、5万4600元で取引され ている。9カ月余ぶりの安値引けとなった19日以降、6.5%上昇している。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は5営業日続伸 し、上海時間午前11時22分現在、前日比58ドル(1%)高の1トン当たり 5773ドル。