全銀協の畔柳会長:性急な上場は本末転倒の恐れ-「ゆうちょ」民営化で
鈴木 偉知郎全国銀行協会の畔柳信雄会長(三菱東京U FJ銀行頭取)は23日の定例会見で、10月に民営化で誕生する「ゆうちょ銀 行」と「かんぽ生命保険」について「上場を急ぐあまり内部管理体制が整わな いまま業務範囲を拡充すれば、利用者利便を損ね投資家の評価も得られず本末 転倒になる恐れもある」と述べ、規模の縮小を含め経営効率化を優先するべき だとの見解を示した。
また、昨年12月に郵政民営化委員会がゆうちょ銀行とかんぽ生命の上場前 の新規業務への参入を認める基本方針をまとめたことについては「所見の内容 ではさらなる肥大化につながらないかとの懸念が少し残る」と指摘した。
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