上海銅先物:続伸-中国の輸入増と米国の住宅着工増で需要改善観測

23日の上海銅先物相場は続伸している。 米住宅業界が回復するとの観測が高まるなか、中国の需要が改善する兆しが 示されたことが要因。中国は世界最大の銅消費国。

2006年12月の中国の銅と銅製品の輸入は前年同月比11%増となり、05 年10月以降で初めて増加に転じた。また、12月の米住宅着工件数は、住宅販 売の改善と例年にない温暖な気候の影響により、前月比4.5%増と、予想に反 して増加した。米国では住宅業界での銅消費が最も多い。

上海金鵬フューチャーズのトレーダー、呉博聞氏は23日のインタビュー で「銅が安値となっているため、相場回復を見込む買い方と手じまいに動い ている売り方の双方から若干の買いが入っている」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場3月限は、前日比最大370元(0.7%)高の 1トン当たり5万2700元。午前の取引終了時点では5万2590元だった。19 日には5万920元と、06年4月3日以来の安値まで下げた。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間 午前11時7分現在、前日比20ドル(0.4%)安の1トン当たり5600ドル。

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