アップルのジョブズCEO、自社株購入権めぐり米当局から聴取

米アップルのスティーブ・ジョブズ最高経 営責任者(CEO)は、ストックオプション(自社株購入権)の付与日問題を めぐり、米当局者から聴取を受けた。事情に詳しい複数の弁護士が22日までに 明らかにした。

関係者が匿名を条件に述べたところによると、ジョブズCEOは先週、米 証券取引委員会(SEC)と米司法省の当局者から聴取を受けた。アップルは 2006年12月に、内部調査の結果ジョブズCEOや現在の経営陣に不正な点はな かったと発表していた。

企業統治関連の調査会社コーポレート・ライブラリー(メーン州)のエデ ィター、ネル・ミナウ氏は、当局者がジョブズCEOと会ったことは、内部調 査結果にもかかわらず政府が依然、同CEOの役割について調査していること を示すものだと述べた。「結局、大切なのは内部調査ではなくてSECの見解だ」 と同氏は論評した。

関係者は聴取の内容については言及しなかった。ジョブズCEOの弁護士 や司法省の報道官はコメントを控えた。SECの報道官からの応答は得られて いない。

1997-2002年にかけてアップルがジョブズCEOを含む従業員に付与した ストックオプション約6500件で、日付が操作されていた。ジョブズCEOへの 付与は、実際には受けていない取締役会からの承認を受けた形になっていた。