新日石と韓国SKが資本・業務提携-競争激化、アジアで発展狙う(2)

国内石油最大手の新日本石油は22日、 韓国の石油大手SKと資本・業務提携することで合意したと発表した。川上 の資源開発から川下の石油関連製品に至る各分野で国際的な競争が激化する なか、これら広範な分野で協力することで、成長市場であるアジアでの相互 発展を図る。

両社は業務提携を一層強固なものにするため、新日石はSK株式を129 万株(保有比率は1%)、SKも新日石株式を1432万株(同1%)それぞれ 取得する。提携日は22日で、有効期間は10年間。

この日都内で記者会見した新日石の西尾進路社長は、SK株取得に約120 億円を投じる一方、今回の提携で年間40億-50億円のコスト削減効果が見込 めることを明らかにした。両社はさらに株式を相互取得する可能性もあると している。

各分野で業務提携

業務提携としては、資源の探鉱・開発、原油や石油製品、石油化学製品、 潤滑油の融通などを実施する。また石化設備の共同建設を検討するなど、ア ジアにおける石油・エネルギー分野の共同事業化を推進する。

新日石の05年原油生産量は日量平均15.6万バレル、SKは同2.2万バ レル。グループ製油所の原油処理能力は、新日石が日量約122万バレル、S Kは同112万バレルなどとなっている。

新日本石油の株価終値は前週末比3円(0.4%)高の801円。

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