豪米政府、中国のミサイル発射実験に懸念表明

オーストラリアと米国政府は、中国が気象 衛星を破壊するためミサイル発射実験を行ったことに懸念を示した。

米国家安全保障会議(NSC)のゴードン・ジョンドロー報道官は18日、 ミサイルが今月11日に衛星に命中したと指摘。中国の国連代表リー・ジュンフ ア氏は同日、電話インタビューに対して「全くの初耳だ」と答えた。

オーストラリア政府は19日、首都キャンベラ駐在の中国大使を呼んで説明 を求めたことを明らかにするとともに、各国が「宇宙の安全利用をリスクにさ らす」行為を避けるべきだとの考えを示した。米政府も18日、発射実験につい て、非軍事的な宇宙開発の「協力精神」に逆行するものだとの見解を表明した。

ブッシュ米大統領は昨年10月、米国の衛星に悪影響を及ぼす国家や集団の 敵対的行為に対して武力を行使する権利を主張する政策文書に署名している。