上海銅先物相場:9カ月ぶり安値近辺-在庫増で需要後退懸念高まる

上海銅先物相場は17日、9カ月ぶりの安 値をわずかに上回る水準で推移している。銅在庫の増加に加え、中国の輸入減 や米景気の減速により、供給が需要を上回るとの懸念が高まった。

ロンドン金属取引所(LME)によると、同取引所の指定倉庫の銅在庫は 16日、前日比2550トン減となった。15日時点の在庫は19万9450トンと、 2004年3月以来の高水準だった。銅相場は過去最高値を付けた06年5月以降、 30%余り下落している。

上海金鵬フューチャーズのトレーダー、呉博聞氏は17日のインタビュー で「相場が下落するとの見方が強い。ファンダメンタルズ(需給関係)からみ て、他の可能性を示唆する材料はない」と指摘した。

上海先物取引所の銅先物相場3月限は、前日比最大640元(1.2%)高の 1トン当たり5万3260元。16日は値幅制限いっぱいの4%下落し、9カ月ぶ りの安値となった。上海時間午前11時8分現在、0.1%高の5万2660元で取 引されている。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午 前11時8分現在、前日比67ドル(1.2%)安の1トン当たり5648ドル。

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