上海銅先物:続落、9カ月ぶり安値近辺-在庫拡大が需要後退を示唆

16日の上海銅先物相場は続落し、9カ月 ぶりの安値に近い水準となっている。銅在庫の拡大により、需要が供給を下 回るとの懸念が高まった。

ロンドン、上海、ニューヨークの取引所の指定倉庫の銅在庫は過去3カ 月間で59%急増し、15日には27万212トンと、2004年6月以来の高水準と なった。米住宅市場の減速と中国の輸入減で銅需要が後退するとの懸念が高 まるなか、銅相場は過去最高値を付けた06年5月以降、30%余り下落してい る。

長城偉業フューチャーズのアナリスト、李榕氏は16日のインタビューで 「07年1-3月(第1四半期)の銅相場は、時折小幅に反発しながら、引き 続き下落すると予想される」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場3月限は、前日比最大1530元(2.8%)安 の1トン当たり5万2630元と、8日付けた9カ月ぶりの安値である5万2440 元に近い水準まで下げた。上海時間午前10時3分現在、5万2600元で取引 されている。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間 午前10時3分現在、前日比0.5%安の1トン当たり5600ドル。