上海銅先物相場:前週末比ほぼ変わらず-在庫増で需要鈍化懸念高まる

15日の上海銅先物相場は、前週末比ほぼ 変わらずの水準で取引されている。銅在庫が拡大し、需要が鈍化しているとの懸 念が高まるなか、銅相場は先週、9カ月ぶりの安値まで下げた。

ロンドン、上海、ニューヨークの取引所の指定倉庫の銅在庫は12日、26 万 7612トンと、2004年6月30日以来の高水準に達した。米住宅市場の減速と中国 の輸入減で銅需要が後退するとの懸念が高まるなか、銅相場は過去最高値を付け た06年5月以降、30%強も下落している。

邁科フューチャーズのトレーダー、薛峰氏は15日のインタビューで「中国 国内の銅現物価格が先物価格を上回っており、このことが中国の銅相場の支援材 料となる可能性がある。それ以外に銅相場のプラス要因は見当たらない」との 見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場3月限は、上海時間午前10時15分現在、前 週末比0.2%高の1トン当たり5万4580元。8日に付けた9カ月ぶりの安値で ある5万2740元と比較して4.1%高い水準となっている。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午 前10時35分現在、前週末比55ドル(1%)高の1トン当たり5805ドル。