クレディ・スイスのCEO:07年投資銀行ビジネスに「極めて楽観的」

スイスの銀行大手クレディ・スイス・グル ープのオズワルド・グルーベル最高経営責任者(CEO)は12日、2007年の ビジネスに自信を表明するとともに、投資銀行ビジネスには「極めて楽観的」 だと述べた。

ドイツのファレンダーでの会合に出席したグルーベルCEOは12日のイ ンタビューで、「2007年のムードは良好だ」と述べ、M&A(企業の合併・買 収)は低金利に支えられ、投資銀行部門の収入を押し上げるだろうと語った。

ベアー・スターンズのアナリストらは先週、クレディ・スイスなどの欧州 の投資銀行の07年の証券ビジネスの総収入が、昨年並みになる見通しを示し、 同業界の利益予想を上方修正していた。グルーベルCEOは投資銀行部門と資 産運用部門の協力により、新しい商品やサービスの提供を目指しており、07 年の同行の利益目標は前年比40%増の82億スイス・フランとしている。

投資銀行部門のニール・モスコウィッツ最高財務責任者(CFO)は昨年 11月、同部門が07年の税引き前利益目標40億スイス・フランの達成に向け て予定より早く進んでいることを明らかにしていた。同行は06年のM&Aア ドバイザー番付で6位と、前年の10位から上昇した(ブルームバーグ・デー タ)。

グルーベルCEOは06年10-12月(第4四半期)の利益についてはコメ ントを避けた。同社は2月15日に四半期決算と06年通期決算を発表する予定。 06年7-9月(第3四半期)は、株式トレーディングの減少で投資銀行部門 が減益となったことから、利益は1.6%減の18億9000万スイス・フランだっ た。