上海銅:続伸-在庫減とコデルコの鉱山での供給途絶の可能性で買い

10日の上海銅先物相場は続伸している。 世界の銅在庫が減少するなか、銅生産最大手、チリ銅公社(コデルコ)の鉱山か らの供給が途絶する可能性があることが相場を下支えしている。銅相場は9日、 9カ月ぶりの安値から反発した。

ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は9日、前日比1.2% 減の19万3475トンと、2週間余ぶりに減少した。韓国の指定倉庫の減少幅が 最も大きかった。一方、コデルコは同日、岩盤崩落の影響で昨年に減産したチリ にある同社最大の鉱山において、岩盤滑りの危険性があることを明らかにした。

五砿実達期貨のアナリスト、王暁丹氏は「銅が安値となっているため、相 場下落は行き過ぎだったとみている一部投資家による買いに拍車が掛かってい る」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場3月限は、前日比最大1040元(1.7%)高の1 トン当たり5万4080元。上海時間午前9時50分現在、5万3870元で取引され ている。8日には9カ月ぶりの安値まで下げた。

LMEの銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午前9時50分現在、前日比 45ドル(0.8%)高の1トン当たり5670ドル。先週は11%下落した。