タイ株:2年ぶりの安値に下落-政府の外国投資規制強化を嫌気

9日のタイ株式相場は、2年ぶりの安値に 下落した。政府が外国投資規制を強化したことが嫌気された。エネルギー大手 PTTなど時価総額上位銘柄が安い。

SET指数は前日比17.07ポイント(2.7%)安の616.75で終了し、終値 としては2004年8月以来の安値となった。騰落比率は、下落8銘柄に対し上昇 1銘柄。

昨年9月のクーデターで主導権を握った軍が任命した暫定政権のプリディ ヤトーン財務相によれば、内閣が同日承認した新規定に従うためには、外国人 投資家は企業の議決権保有後、1年以内にディスクロージャー(情報公開)を 実施し、2年以内にその保有比率を引き下げる必要がある。外国人投資家の議 決権は50%未満に制限されるという。

ティスコ・アセット・マネジメント(バンコク)で20億ドル相当の運用 に携わるエカチャイ・チョングビサル氏は、「手放す必要のある株式に誰が投 資するだろうか。市場をめぐる条件が悪く、十分な投資家をひきつけることが できるのか、ますます疑わしい」と述べた。

タイ最大の企業でもあるPTT(PTT TB)は6バーツ(3%)安の192 バーツ。タイ最大のセメント・石油化学メーカー、サイアムセメント(SCC TB) は6バーツ(2.6%)安の224バーツとなった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE