06年国内新車販売、登録と軽で明暗分かれる-登録29年ぶり低水準

2006年の国内新車販売は、登録車と軽自動 車で明暗が分かれた。ガソリン価格の高騰などを背景に、登録車が380万台を下 回り77年以来の低水準となる一方で、排気量660cc以下となる軽自動車は消費 者の自動車購入費の減少や低燃費志向、新型モデルの投入が好感されて初めて 200万台に乗せた。

日本自動車販売協会連合会が5日発表した06年の登録車販売台数は、前年 比5.4%減の371万5887台と3年連続して前年実績を割り込んだ。ホンダが 11%減の41万7655台、日産自が17%減の63万2098台と、それぞれ2ケタ台 で落ち込んだ。欧米で販売好調なトヨタも2.5%減の166万374台と日本国内で は苦戦している。

一方、全国軽自動車協会連合会が同日発表した同年の軽自動車販売台数は、 同5.2%増の202万3619台となり、3年連続して過去最高を更新した。トヨタ グループのダイハツが2.2%増の60万1271台と好調ぶりを示した。06年1月に 発売したi(アイ)が好調な三菱自は15%増の18万4736台と、軽自動車最大手 2社の売り上げの3分の1近くに迫った。

ただ、全体的には、登録車の落ち込みまではカバーできず、登録車と軽を 合わせた新車総販売台数は同1.9%減の573万9506台(前年実績は585万1921 台)と、2年連続のマイナスになった。全軽連も07年の軽自動車販売の予測に ついては、前の年の好調ぶりの反動を警戒し、前年比3.1%減の196万台と下振 れするとみている。

12月の販売台数

12月の登録車台数は前年比7.2%減の25万4205台と18カ月連続のマイナ ス。下落率では、三菱自の42%減の4794台が目立った。半面、軽の販売台数は 同15%増の15万3599台と12カ月連続のプラスとなった。ダイハツが14%増の 4万6865台と、競合するスズキから2カ月ぶりに業界1位を奪った。

月次販売でも、登録車台数の伸び悩みは鮮明で、12月の総販売台数は同

0.04%減の40万7804台(前年実績は40万7964台)と、9カ月連続の前年割れ となった。

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