UBSに文書請求、ヘッジファンドとの関係が利益相反か-米州当局

スイスの銀行大手、UBSはヘッジ ファンドに事務所を貸すなど便宜を図っていることが利益相反にあたる 可能性があるとして、マサチューセッツ州から文書提出を求められた。 同州のウィリアム・ギャルビン州務長官が2日、明らかにした。

ギャルビン州務長官はインタビューで、UBSと同社サービスの顧 客であるヘッジファンドとの関係について調査していると述べた。また 、他の投資銀行にも調査が及んでいるとしたが、対象企業の特定は避け た。

同長官によると、UBSはボストンの高層ビルの事務所スペースを 複数のヘッジファンドにリースしているほか、受付やコンサルタントを 供与、コーヒーの設備まで揃えることで、見返りにヘッジファンドから のトレーディング業務受注を狙っている。州務長官の調査は、ヘッジフ ァンドがこうしたUBSからのサービス提供への代償として通常より高 いトレーディング手数料を同社に支払っているかどうか、またヘッジフ ァンドが顧客にコスト高について説明しているかどうかが焦点という。 ニューヨーク・タイムズ紙は2日付の紙面で、同調査について報じてい た。

マサチューセッツ州証券当局の法務執行責任者、パトリック・エイ ハーン氏によると、ギャルビン州務長官はUBSに召喚状を発行する代 わりに、宣誓に基づいた情報提供を義務付ける通知状を送った。

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